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前回は980XやClarkdaleにフルボッコにされる事が解りきった不毛な戦いを挑んだのですが、これらのCPUには無い魅力がi7-860にはあります。
それは、メモリーを高クロックでブン回せること!
クラーク博士じゃ全然回らないし、i7-9xxも全体のパフォーマンスは高いもののクロックという点では3chが響いて辛そうだし。
同じLynnfieldでもi5-750では対比が低くてBCLK耐性で先に悲鳴を上げてしまうことが。
メモリー調整は苦労が大きい割に実が少ないためかあまり流行らないようですが…そんなメモリーが大好きだ!
と言うわけで、最近毎日メモリーをブン回してる気がする中、
「これもある意味OCだよね?寧ろオレのOCを見ろ!ってことならメモリーを見て欲しいよね?」
と、期限直前になってgoing my wayな「制限なし!オレのOCを見ろ!!クラス」にてOCGP参加を思い付いた次第です。
★エントリーマシンの構成パーツ
●CPU:intel Core i7 860
●マザーボード:msi P55-GD80
●メモリ:【後述します】
●ビデオカード:玄人志向 RH5770-E512HD/G2
●HDD:WesternDigital WD6400AAKS×2基
●HDD:HGST HDS722020ALA330
●光学ドライブ:Pioneer DVR-S12J-BK
●CPUクーラー:Corsair Memory CWCH50-1
●ケース:Antec P180B v1.1
●電源:Corsair Memory CMPSU-850HXJP
●ケースファン:ENERMAX UCMA12×2基
●ケースファン:ENERMAX UCCL12×2基
●ケースファン:XINRUILIAN RDL1225S(17SP)
●ファンコン:ZALMAN ZM-MFC3
●ファンコン:Scythe KM01-BK-3.5
●使用OS:WindowsXP Home Edition SP3
★エントリーマシンの外観
今回使うPCはメインマシン、主な仕事はH.264エンコード。
普段は消費電力と作業効率のバランスにメモリー設定の美味しい所を加味した設定を探し、睡眠の妨げにならぬよう音漏れを抑えることに注力しています。
フロント扉裏etc.に吸音シートを貼ったりもしてますが、昼間の温度上昇や環境音の増大時に冷却重視にも出来るよう扉開放時の吸気量は増やしてます。
冷却装置はラジエーターを天板ぶち抜いてケース上部に。
アクリル板を加工してシュラウドを作成し、CPU冷却用には後部にMAGMAを一発入れてます。
入れようと思えば複数ファンを突っ込む事も可。
P180をデュアルチャンバーならぬトリプルチャンバー構造にしています。
机の下に置いていますが、高さはピッタリ。動かすのに引きずる為、下にダンボール敷いちゃってます。見苦しいのは気にしない。
ファンコンは計6ch分、ファン5発とポンプを制御しています。冷却重視モードと静音重視モードの調整には必需品。
扉の開閉と合わせて昼間と深夜で動作音を変えています。
以上、前回のエントリーからコピペ。
★解説文?
メモリーがあればいつも、まずは各種設定における安定性テストを行っているのですが、今回はその過去のデータを基にi7-860ならではのハイクロック限界を目指す事にします。
【レギュレーション】
一発芸なので電圧は若干盛り気味でVdimm:1.7V、VTT:1.3Vとし、CPUは倍率と共にネックにならない程度に適当に設定。
メモリーのタイミング設定は、過去の安定性テストの結果を元に決定。
CPU-ZのValidation取得を目標にハイクロック設定を行う。
GeILさんの箱が一つ行方不明。
[Entry No.1]
OCZ Technology OCZ3G1600LV6GK
Gold Seriesの3枚組の内2枚を使用。DDR3-1600@CL8
結果:DDR-2,118.8MHz 10-10-10-28-98-1T
マージンは少なく今ひとつ引っ張れないが、以前のマザー(GA-P55-UD4)では相性が悪くてテストどころではなかった事を考えれば十分遊べたと言える。が、結果はイマイチ。
[Entry No.2]
Patriot Memory PVV34G1600LLKB
Sector 5 Seriesの下位モデル。DDR3-1600@CL8。1.7VでCL7のXMP Profileも用意。
結果:DDR-2,262.4MHz 10-10-9-25-70-1T
OCZ同様以前のマザーでは相性悪かったのが嘘のように回ってくれた。OCZよりは良いが満足とは言えない。
[Entry No.3]
Corsair Memory CMX4GX3M2A1600C9
XMS Seriesの基本的なOCメモリー。DDR3-1600@CL9
結果:DDR-2,394.2MHz 10-12-9-29-92-1T
耐性のバラ付きと言うかクセの強さというか、レイテンシについては調整に難航しつつもクロックは予想を裏切る上昇を見せた。
[Entry No.4]
Corsair Memory CMT4GX3M2A1600C6
DominatorGT Series。シンクの長いタイプのスプレッダ採用。DDR3-1600@CL6
結果:DDR-2,430MHz 9-9-8-22-66-1T
レイテンシ耐性はバランスも含め非常に良好。
実用ラインは8-8-7-20でほぼクロック耐性限界まで達してしまうものの、電圧も効いて9-9-8-22で80MHz程限界押し上げ。
9-8-8-21でもよかったかもしれない。
[Entry No.5]
GeIL GG34GB1333C9DC
Green Series、スプレッダ無しの1.3V駆動モデル。DDR3-1333@CL9
結果:DDR-2,262.4MHz 11-11-13-28-108-1T @Vdimm1.53V
Vdimmが下げられているのは、1.7Vと耐性が全く変わらない為。
レイテンシ耐性は悪いが安定感はあり、低電圧でもクロックが伸びるので面白い。
[Entry No.6]
GeIL GU34GB2133C9DC
Ultra Series、流通当初は非常に安くて注目された。DDR3-2133@CL9
結果:DDR-2,537.6MHz 10-10-10-27-86-1T @Vdimm1.65V
1.7Vだと僅かに耐性が落ち、下げていくと1.65V辺りがベストの様子。
高い常用域クロックなだけあって2400は余裕な勢い。
よし投稿…と思ったらCPU-ZのSSが必要でした。
それに内観もメモリーどうしよう。
という事で、メモリーを一番回せたGeIL GU34GB2133C9DCで必要事項を埋めていきます。
★エントリーマシンの内部写真と冷却装置
★CPUのオーバークロック後の動作クロック
CoreSpeed:4462.2MHz。
肝心のメモリーは約2550MHz達成で一区切り。
Vcoreはバリ取りの時はアホみたいに盛っていたので、適当に下げ。
VTTを1.35Vに上げてVdimmはそのままです。
完全にSS取得可能限界です。
更に上を目指せるメモリーが欲しくなってきました。