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レビューに書くのは控えたのですが、年末にHD6970化の話を見て即IYH!したHD6950のお話を。
RADEON HD6970とHD6950では、異なる点はGPU及びVRAMの周波数とシェーダー数、あとは補助電源のピン数くらいなもので、チップはおろか基板すらも同一である様子。
部品自体は変わらないため、性能差はBIOSによる制御に依存するってな具合でBIOS書き換えによるHD6970化が可能との話でした。
補助電源のピン数は電源側の要求水準を規定する程度の意味しかないので、8pin対応のコネクタを持つ電源なら問題ないでしょう。
しかもHD6970/HD6950ではBIOSを2組搭載し、スイッチによる切り替えが可能…これは挑戦するっきゃないよね!
と勘違いして試してみました。
★準備
HD6950のBIOSはPC起動前に書き換え可能な方にスイッチを切り替えておきましょう。
初めて書き換えを行う場合は、前もってBIOSの保存をしておくことをオススメします。
GPU-Zの場合ならGPU情報タブのBIOS Version右側のボタンにて。
HD6970のBIOSは前もって準備しておきましょう。
今回はTechPowerUp!のVGA BIOS Collectionから、無難にSapphireのリファレンス仕様の物を持ってきました。
★ATI Winflashを用いて書き換えてみる
DOS起動とかコマンドとか面倒だって人はこちらで。
ATI Winflashのバージョンは2.0.1.13。
早速ATI Winflashを起動してみます。
準備したHD6970のROMを読み込み、「プログラム」を押すだけで完了…と即終わるのが通常ですが、BIOSを削除できないとのエラーが発生。
ロックを解除するためにATI Winflashを一度閉じ、コマンドプロンプトで「atiwinflash -unlockrom 0」と入力して再度書き換え手順を踏みます。
無事終えればPCを再起動するよう要求されます。
再起動してGPU-Zを見てシェーダー数、GPU/VRAM周波数が変化していれば成功です。
★ATIflashを用いて書き換えてみる
OS起動中の書き換えは怖いという人、またはBIOSがイってOS起動できなくなった人はこちらで。
ATIflashは現状こちらのフォーラムにて紹介されているものが対応しています。
今回はUSBメモリーを起動ディスク化して行っています。
YouTubeにてHD6970化の様子が配信されているので、参考にどうぞ。
動画ではHD6950のROM保存や先に紹介したROMのアンロックも行っていますが、こちらは一度終えていれば必要ありません。
起動後にATIflashのあるディレクトリに移り、コマンドで「atiflash -p -f 0 (ROMファイル名)」と入れてEnterを押せば書き換えが行われます。
★Radeon Bios EditerにてBIOSを編集してみる…が
HD6970/HD6950に対応したRBEv1.27がリリースされたので早速弄ってみました。
電圧調整にも対応という事でwktkしてたのですが…
ATIflashで散々書き換えて試した結論が以下の通り。
電圧のみならず、クロック調整、クロック上限のどれを弄ってもOS起動不能に orz
ファン設定は動作に支障は出ないものの反映もされていない様子 orz
うーむ…海外のフォーラムでも注意文らしきもので調整についての警告があったりもしましたが、上限撤廃に成功してるSSもあったりで謎のまま。
ロクに調べもせず特攻してしまったので、ほとぼりが冷めた頃にまた試してみようと思います。
HD6970動作についてはレビューを参照してくださいませ。