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さて、ラストはメインマシン2機の内負担の大きいマシンとなります。
I love AMD的な構成で頑張ってみました。
■応募部門
最速Webブラウジング部門
■エントリーマシンの構成パーツ
CPU:AMD PhenomII X6 1090T
マザーボード:ASUSTeK Crosshair IV Formula
メモリ:Corsair CMT8GX3M2A2000C9
ビデオカード:Sapphire VAPOR-X HD5870 21161-03-50R
SSD:Corsair CSSD-F40GB2 x4 RAID0
HDD:WesternDigital WD6400AAKS x2 RAID0
HDD:HGST HDS722020ALA330
光学ドライブ:Pioneer DVR-S12J
CPUクーラー:Corsair CWCH70
ケース:Corsair CC600T
電源:Corsair CMPSU-850AXJP
インターフェースカード:玄人志向 SATA2RI2-PCIe
キャプチャーカード:アースソフト PV4
ファンコントローラー:ZALMAN ZM-MFC3
サウンドユニット:Creative SBDMSX
ディスプレイ:三菱電機 MDT242WG
ディスプレイ:東芝 REGZA 40A9500
スピーカー:ONKYO GX-100HD
■使用OS
Windows 7 Professional(64bit版)
■エントリーマシンの外観写真
画面は先のAVマシンのものを流用。
こちらのマシンをVISEOのHDMI1/REGZAのHDMI1へ、AVマシンをVISEOのDVI-D/REGZAのHDMI2へ接続しています。
■エントリーマシンの内部写真
↑今回の構成
↑平常時はVGAがこちら。
その辺りは後述します。
■解説文
日常動作+エンコード・キャプチャー・ゲームが主用途なメインマシンです。
用途特化型ではなく、目指したのは万能型で快適性を追及。
先に投稿したAVマシンと作業分担する事で、こちらはパフォーマンスを重視した仕様にしています。
ゲームモードでは規定に触れるので、その場合の動作については別枠で後述することにします。
64bit版と言えどもRAMDISKの有効性は健在で、ブラウザ及びシステムのキャッシュ保存先をデフォルトのHDD/SSDからRAMDISKに変えるのは自分の中では当然の事になってます。
SSD/HDDやファイルアクセス自体は体感に直結する部分が多いので、それらの設定はその他にもいくつかOSインストール後にいつも調整したいところ。
システム/アプリはSandForce社製コントローラーのSSDを4台でRAID0、エンコード・キャプチャー用の大容量キャッシュにはHDDのRAID0、その他のデータは2TBのHDDでAVマシンの2TBのHDDと相互バックアップを兼ねて使用しています。
サウンドは接続機器の都合上、外付けタイプの物を使用。
スタンドアローン動作も可能な為、PCの動作を問わずREGZAやPS3などの音もスピーカーへ出力できるようにしています。
PC上でキャプチャーする事も可能。
またDVDレコーダー及びPS3をPV4に接続してキャプチャーするなど、外部機器の利用も重視しています。
入力機器はキーボード/マウス共にLogicoolのゲーマー用の物を、マウスパッドは以前賞で頂いたOCZの物を使用しています。
普段BIOSでのマニュアル設定が当たり前となっていたために、初めTurbo Core Technologyを有効にする方法が判らずスコアを取得していました。
しかし、悪くはないもののいま一つな様子。
全Autoに戻した状態でBIOSを眺めてたら項目が出現していて、有効にしたらスコアがかなり変わりました。
参加用の他のベンチもそうですが、特にSunSpider JavaScript Benchmarkに関してTurbo Core Technologyは非常にスコアアップに貢献してくれたと感じました。
反面、ゲーム系をはじめとする重量級ベンチでは微妙感が漂っている機能でもありますが、このような「余力を有効に活用する」機能は地味ながらも日常動作での体感速度アップに繋がるものなのでしょう。
寧ろ、ブラウジングが中心のライトユーザーにこそ、ブースト機能の恩恵に与れる機会は多いのかもしれませんね。
■ベンチマーク結果の画面ショット
・CPU-Z 1.56
・エクスペリエンスインデックス
足を引っ張るのはCPUなのか…
・PerformanceTest V7.0
このベンチは定格使用と言えどもスコアの詰めようが多すぎて時間が非常にかかりました。
しかも一部項目は個別でいくら回しても全体テスト時に届かなかったり…
若干の妥協はありますが、3時間くらいかけてこの結果に。
SSDがかなり引っ張ってくれた一方、DVDドライブが遅めの物を使ってるのでちょっと痛かったです。
・WebVizBench
解説文にも書きましたが、謎の多いベンチです。
最小化のスコアも一応↓
・SunSpider JavaScript Benchmark 0.9.1
ターボ機能がよく効くベンチ。
しかし、intel優勢ですね。こればかりはなんともなりません。
■Windows 7を使って良かったと感じた点
予想外に64bitOSの導入がすんなりできたこと、またソフトの動作に関しても細かい部分を置いておけば、大抵の物が利用可能であったことには驚きました。
ハードに関しても64bitへの対応が最近では一般的になりつつあり、XP・Vistaからは一皮剥けた感じがします。
また、今までは個別設定が結構面倒だった別のPC等との共有も、Win7では非常に楽になったと思います。
2PC間でファイルをほぼオープンにして、殆ど同一PC内のファイルを利用しているような感覚なので、作業分担やバックアップが容易です。
■IE9を使ってみて一言!
IE8に比べると表示がスッキリして動作が軽快という印象がとても強いですね。
タブ周りも使い易くなったと思いますが、一部動作方法がかなり変わって使い方がわからなくなった事もあります。
とはいえ、まだ挙動に関しては未熟な部分も散見されます。
今回で言えばブラウザ依存の大きいWebVizBenchですが、最終テストでのバックグラウンドの挙動がどうも妙な感じがします。
この環境では起動後一発目だと平均フレームレートが40fpsを超え易く、その時に続けてテストしようとするとTest5に入る部分で停止し易いです。
どうも7000前後のスコアから6700前後のスコアに推移すると安定するように?挙動が不審です。
また、GPUクロックがUMD仕様を中心に可変動作をするので、最高クロックに固定するとTest5に入るところでブラウザ停止、最悪OS再起動。何度やっても同じでした。
加えて、IE9を入れてから普段使っているSleipnirで起動後一定量使用すると画像読み込みトラブルが発生。
更にブラウザからログインするゲーム…最近少し触り始めたAVAですが、こちらのログインが不能=遊べない状況に。
そして、先のAV機では動画再生時に描画異常が発生。
うーん、流石にこれはアンインストールするしかありませんでした。
■その他
最初はゲームPC部門か何かも考えていたんですが、VGAに関してゲーム時には6970、その他では6950とBIOSを切り替えて使用しています。
当然そのままじゃ参加できないので、上記エントリーではSapphireのOC版D5870を用いてます。
6970化でOCアリな状態、つまり普段のゲーム設定+OCを少し頑張った状態でベンチを回すと以下のようになりました。
・PerformanceTest V7.0
一度CMOSクリア後に日付を戻し忘れてOS起動したら、PerformanceTestが起動できなくなりましたorz
OS再インストールにするか、購入にするか非常に悩みましたが…そう使うベンチマークじゃないんで再インストールを選択…結局ギリギリのエントリーになってしまいましたとさ。
時間がなかったので、こっちは一発計測です。
・WebVizBench
↑通常・↓最小化
・SunSpider JavaScript Benchmark 0.9.1
・Heaven Benchmark Version 2.1
Catalyst10.12にて。
11.1aだと明らかにスコアダウンしました。他のベンチは11.1aにて。
・ロスト プラネット 2ベンチマーク
実用設定となるとこれくらいかな、という感じで。
フルHD解像度で影・テクスチャ・演出のみHIGHというのもアリだったかもしれません。
・FINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARK
4.4GHzなのですが、CPUがネックになってしまいますね。
エントリー3発目。
Win7発売と同時に組んだマシンでGOGO
■応募部門
勝手に俺が一番!部門
■エントリーマシンの構成パーツ
CPU:intel Core i3 530
マザーボード:GIGABYTE GA-H55M-USB3
メモリ:G.Skill F3-18400CL8D-4GBPIS
ビデオカード:GIGABYTE GV-R435OC-512I
SSD:OCZ Technology OCZSSD2-1VTX30G
SSD:Kingston SNV125-S2/30GB
HDD:Seagate ST32000542AS
光学ドライブ:BUFFALO BR-PI1216FBS-BK
CPUクーラー:Prolimatech Samuel 17
ケース:SilverStone SST-GD04B
ケースファン:ENERMAX EVEREST UCEV12 ×3基
電源:Seasonic SS-750KM
TVチューナー:アースソフト PT2
サウンドカード:ESI MAYA44e
ディスプレイ:三菱電機 MDT242WG
ディスプレイ:東芝 REGZA 40A9500
スピーカー:ONKYO GX-100HD
■使用OS
Windows 7 Uitimate(32bit版)
■ベンチマーク結果の画面ショット
・CPU-Z
・PerformanceTest V7.0
・エクスペリエンスインデックス
・WebVizBench
・SunSpider JavaScript Benchmark 0.9.1
■エントリーマシンの外観写真
手前は40インチREGZA。24インチが小さく見えます…
■エントリーマシンの内部写真
ストレージはこのケースのフル装備、VertexはHDDの下に。
■解説文
Win7発売直後に組んだHTPCですが、1年経つと中身の大部分が入れ替わっていました。
キモとなるのは「静かであること」と「HTPCとしての機能性」です。
騒音源になり得るのはファンとHDDのみ。
ケース内を正圧に保つ事で拡張スロット周辺からパッシブで排気され、余計な冷却装置を必要としません。
ケースファンは以前同様ENERMAXのEVERESTを3基、涼しい季節は最低の500rpmに張り付くので音はほぼ聞こえません。
CPUクーラーは以前のENTERTAINERでも割と静かでしたが、Samuel 17×KAZE-JYUNI SLIMで発熱の少ないCore i3では完全無音に。
VGAはオンチップだと不都合が生じていた為に別途搭載していますが、エアフローの妨げになりにくいロープロファイルで必要十分なRADEON HD4350を。
ファンのケーブルは引っこ抜いてファンレス動作をさせています。
温度は50℃~60℃台なので問題なし。
電源は低負荷or低温度ではファンが回転しないSS-750KM。この構成ではファンが回転することはありません。
SSDをOS用及びアプリ用にそれぞれ搭載し、HDDはメディアファイルの置場としての用途に限定することでHDDのアクセス音を最小限に抑えています。
これで就寝中の録画であっても動作音は全く気になりません。
隣に置いてあるDVDレコーダーやPS3の動作音の方が明らかに大きいのが気になるくらいに。
遊びにきた友人たちに「これ動いてんの?」と言われると密かに喜びますw
HTPCとしての機能性は、まずTV録画。
言わずと知れたPT2でガンガン録画→メインマシンへ転送。
緊急用に設置してあるPanasonicのDVDレコーダーもここ数ヶ月触る機会なし。
次にBD&DVD、映像・音楽データ鑑賞。
メインマシンへ転送した録画データはエンコードされた後にバックアップも兼ねてHTPCに整理されます。
普通にファイル操作をしてもよいのですが、WindowsMediaCenter用リモコンを用いてレコーダー等と同じ感覚で操作することも可能に。
WMCをセカンダリのREGZAで利用し、ソファに座ってゆったり観賞なんてことができます。
更に楽器等をフォン端子でMAYA44eへ接続し、録音・編集を行う事も可能です。
TV視聴だけは、勿論PCでもできますが、REGZAがあるなら直接見ろよって話なので(スピーカー以外)あまり使いませんね。
友人を招いてソファに座って飲みつつ鑑賞会?を定期的に行っていると、当システムを構築して良かったなと思います。
■Windows 7を使って良かったと感じた点
新OS登場当初はハード/ソフトの対応状況が問題となりがちですが、基本的にVistaで使える物は問題なく使えたのは嬉しい誤算でした。
ドライバが当時は用意されていなかったものでも、Vista用ドライバで普通に使えたりもしましたね。
おかげでメインマシンはXPのまま7で冒険、というつもりがすんなりと移行できてしまいました。
この時点ではVistaは未開封のままXPからの移行だったので、動作の軽快さというのはあまり実感はありませんでしたが、レスポンス自体に不満は特にありません。
但しGPUが非力だとAeroで若干引っかかりを感じる場面はあります。
インターフェースが大きく異なるために若干慣れるまでの時間が必要でしたが、使い勝手の悪さというものはあまり感じていません。
ちなみにUltimateを選択した理由は、ななみテーマCD目当てに勢いあまって予約してしまったから。
以来1年以上ずっとななみテーマを使用し続けております。
えぇ、寝る前に「シャットダウンするね、おやすみ♪」を聞いてから夢の世界へ…
初めは俺イチに参加する予定が、良く見れば究極orゲームPC以外はクロック・電圧の変更ができなかった…ので、色々と突っ込み所満載なゲームPCでございます。
■応募部門
ゲームPC部門
■エントリーマシンの構成パーツ
CPU:intel Core i7 860
マザーボード:msi P55-GD80
メモリ:Mach Xtreme Technology MXD3AR21334GK
ビデオカード:玄人志向 RH4870X2-E2GHW
ビデオカード:connect3D RADEON HD4870
HDD:WesternDigital WD6400AAKS
光学ドライブ:日立LG GH22NS40BL
CPUクーラー:Corsair CWCH50-1
VGAクーラー:Prolimatech MK-13
ケース:Antec DF-85
電源:Antec TPQ-1200-OC
ケースファン:ENERMAX UCAPV14A-BL ×2
ケースファン:ENERMAX UCAPV12A-BL ×3
ケースファン:ENERMAX UCAPV12A-G ×3
ケースファン:ENERMAX UCAP12-BL ×5
ディスプレイ:三菱電機 MDT242WG
■使用OS
Windows 7 Professional(64bit版)
■エントリーマシンの外観写真
前方寄り
後方寄り
■エントリーマシンの内部写真
フラッシュ焚かないとPCの光に負けて中が全く写らないデス
かなり光量を絞ってます
■解説文
用途はただ一つ「パーツ検証用」で常用しないため、おバカな仕様っつーか意味不明なPCになってます。
電源検証時の消費電力を増やすためだけに3GPU化してみる→ワットチェッカー読みMAX900~1000WまでGOGO
メモリーの高クロック検証のためにLynnfieldは手放せない→DDR3-2600台までチェックOK
各種電圧も直接チェックしたい→P55-GD80で文句ナシ
ストレージ検証用に入れ替えが容易なものを→3.5インチ×4と2.5インチ×1のホットスワップ対応なDF-85万歳
常用しないなら無駄に光らせてもいいんじゃね?→ENERMAXのAPOLLISHを13発ぶち込んでみる
マザーボードの交換となると流石に面倒ではありますが、その他のパーツ交換には割と柔軟に対応できる仕様になっていると思います。
ケースファン7基は全てAPOLLISHに換装、加えてセカンダリのHD4870にMK-13を装着しAPOLLISH×4を搭載、あとはラジエーターに+1とメモリー冷却用に+1というファン構成です。
他にもLED装飾具や蛍光管なども入れて、夜は部屋の明かりを消しても問題なく生活できる程光ります。直視すると目がやられるほど…
丁度当該メモリーの検証中のエントリーだったので、設定はその検証結果を踏まえていってみましょう。
■ベンチマーク結果の画面ショット
・CPU-Z他
CPUはキリよく4.3GHz、メモリーは検証の結果美味しく使える設定ということでDDR3-2346 7-10-7に。
CPU-ZのValidate通過はDDR3-2406
http://valid.canardpc.com/show_oc.php?id=1610307
タイミング設定を緩めてDDR3-2585
http://valid.canardpc.com/show_oc.php?id=1610362
定格DDR3-2133 9-11-9からすると大幅なマージンがあるメモリーである様子です。
・PerformanceTest V7.0
・エクスペリエンスインデックス
足を引っ張っているのは完全にHDDですね。
スコアを気にするならば、やはりSSDか…
そして以下が突っ込み所満載なゲーム系ベンチマークテスト。
・FINAL FANTASY XIV OFFICIAL BENCHMARK
非フルスクリーンだとCFXが有効にならない…どころか、シングル時よりハッキリ低いスコア\(^O^)/
・Heaven Benchmark Version 2.1
そもそもDX11非対応なGPU\(^O^)/一応設定は可能でした。何故か。
DX10モードならマトモなスコアになりますが…
・ロストプラネット2 ベンチマーク
インストールを端折ったら何故かロシア語\(^O^)/
DX11モードじゃ起動しません\(^O^)/
なのでDX9モードにて…
純粋なゲームのパフォーマンスの話じゃ正直無駄だらけの構成でごめんなさい!
そもそもウィンドウモードじゃ全く以ってGPUを持て余します…orz
・おまけ
memtest86+ v4.10にて一晩回してみました。
メモリーをブン回すゲームをやってると思えば…!
■Windows 7を使って良かったと感じた点
7だと標準ドライバでも結構普通に動きますし、割と気軽にOS入れ直しができます。
特にXPだとOS入れ直しの際の手順には気を遣いますし、Vistaはインストール+パッチ当てにかかる時間が半端じゃないので頻繁に入れ直しはしたくないですね。
検証してると結構OS入れ直しを要求される場面が多いので、7はそういう意味で重宝しています。
特にメモリーの検証しているとOSを痛めつけるのでw
■応募部門
コストパフォーマンス部門
■エントリーマシンの構成パーツ
CPU:AMD AthlonII X2 250
マザーボード:msi 785GM-P45
メモリ:Corsair CMX4GX3M2A1600C9
HDD:Seagate ST3500418AS
光学ドライブ:LITE-ON iHAS324-27
CPUクーラー:CPU付属
ケース:ノーブランド 物置に転がっていた10年以上前の物
電源:Antec EA-650
ディスプレイ:I-O DATA LCD-A154VW
■使用OS
Windows 7 Home Premium(32bit版)
■ベンチマーク結果の画面ショット
・CPU-Z
・エクスペリエンスインデックス
・PerformanceTest V7.0
・WebVizBench
※WebVizBenchはディスプレイ解像度の都合上、最大化しても1024x708が限界でした。
■エントリーマシンの外観写真
PentiumⅢのロゴが…古っ!
■エントリーマシンの内部写真
中身は非常にシンプル。
余計な物もありますが。
■解説文
事務作業に使っていたPCが、いくら軽作業でパフォーマンスが不要とは言えOSがWindows2000、CPUが1core Celeron 2GHzでDDRメモリ256MBではやってられなくなった為に作成しました。
事務ソフトも最近のでは起動に1分以上かかったりとか、2000非対応のソフトが出てきたりとか流石に耐えられず。
OfficeとWebブラウジングが普通に動作すれば十分なので、テーマは断然コスト重視。
普段の自作じゃ使い物にならない古~いケースを物置から引っ張り出し、その他のパーツは総額約4万5千円程度(OS込み、ディスプレイ除く)で新規調達。
電源は少々アンバランスですが、店に置いてある品の中で安価且つ納得のいくモノと言ってたらコレになってました。
古いケースを使ってみると、いかに最近のケースが良く考えられて作られているかと思い知ることに。
無駄は多いしエアフローなんて言葉はどこへやら…コスト重視≒低発熱なパーツでまぁ問題ないかなと言い聞かせつつ。
用途を絞り構成は単純、常駐のみならずインストールされたアプリが少ない事もあって実は小回りが利くマシンに仕上がってます。
シャットダウン状態からの起動も20秒程度でパス入力画面へ。
CPU+マザーボードで1万円程度ですが、能力は十分ですね。
内蔵グラフィックス性能も高くなったもんだとしみじみと思います。
また、エンジンO/Hが必要なくらい使い倒すまで付き合うことができそうです。
■Windows 7を使って良かったと感じた点
Windows2000からの乗り換えだったので何もかもが大きく異なりました。
体感速度の類はマシン構成自体が全く違うのでコメントし辛いですが、基本的に多数のウインドウを頻繁に切り替えて使うことになる上に作業スペースの都合上小さめのディスプレイを使用しているので、タスクバーのアイコン化や同一アプリの統合などのインターフェイスは使い易くなったと思います。
■IE9を使ってみて一言!
Googleで調べ物程度しかあまり使う機会は無いのでIE8から然程違いを感じる部分は少ないですが…そういえば最初、纏めて戻る/進むができなくなったのかと戸惑いました。
この度Kingston Technology「サンプリングでアリガストン」キャンペーンにて選んで頂きまして有難うございます。
レビュー第三弾、SSDnow Vシリーズ「SNV125-S2/30GB」で締めのレビューとさせて頂きます。
当初SNV125-S2BD/30GBが2台と言う話でしたが、実際に届いたのはSNV125-S2/30GBが2台でした。
型番にBDが付くものはデスクトップバンドル向けと言うことで、2.5"→3.5"変換マウンタとケーブル類が付属します。
と言うわけで変換マウンタを別途購入し、こんな感じで3.5インチベイに収めます。
仕様上は5V300mAと言うことで、消費電力は公称1.5Wと言うことに。
普通に使う場合、HWMonitor等で温度が取得できます。
起動直後は室温と一致し、その後の温度変化も外部センサーによる表面温度と同じように推移する為、信頼できる数値であると言えそうです。
室温との温度差は大体7℃。
すぐ隣のHGSTの2TBが更に4~6℃程高いので、凡そ消費電力に従った温度になっている様子です。
では動作テストを行っていきましょう。
①SNV125-S2/30GB Single
②SNV125-S2/30GB×2 RAID0
③WD6400AAKS×2 RAID0(128GB)
④HDS722020ALA330(外周400GB)
②のストライプサイズは16KBです。
HDDのRAID0では128KBに設定するのが普通ですが、HDDとは違いランダムアクセスのパフォーマンスを重視すべく値を小さくしておきました。
だったら4KBにすべきですが、そこはご愛嬌。
尚、③にOSが入った状態で作業を行っています。
●CrystalDiskMark3.0
まずSSDのSingleとRAIDで比較すると、Write側はほぼ倍になっている一方、Read側はテストサイズが小さくなるにつれてRAIDの優位性が縮んでいます。
4Kで殆ど差が出ないのはストライプサイズの問題でしょうか。
HDDと比べると、Read側はSSDが圧倒的優位に立ちますが、Write側ではシーケンシャルは勿論、ランダムでもHDDのRAID0に対して決して良いスコアとは言えません。
容量が少ない以上、チップ枚数の問題があるので仕方が無い部分ですが。
あまり深く突っ込まずに次へ。
●HD Tune Pro(Trial版なのでReadテストのみ)
こちらはCDMとは違い、ドライブ(アレイ)単位で計測します。
SSDはどちらも先頭部分で大きく落ち込んでいますが、これは後述します使用後の計測時には見られない落ち込みなので気にしないのが吉でしょうか。
連続読み出しでは基本的にSSDは未使用状態では綺麗な直線を描きます。
HDDではこうはいかず、外周部分を用いたRAIDでも波を打ちますし、全体テストでは内周に移るにつれてどんどん速度は落ちていきます。
アクセスタイムはSSDはほぼゼロ。HDDはヘッドの駆動時間等がどうしても発生する為、HDDの限界がここにあります。
その結果、ランダムテストでは圧倒的な差が発生。
HDDの2テスト間でも倍前後の差は発生していますが、テストサイズが小さくなるにつれアクセスタイムの差が響いてSSDとの差は数十倍にもなります。
一方SSDのシングルとRAID間では、512byteと4KBがほぼかわらず、64kB以上ではRAIDが大きく優位になっています。
これもおそらくRAIDのストライプサイズを16KBに設定したためかと思います。
●850MBのファイルの読み出し&書き込みテスト
850MBのファイルを対RAMDISK間でやり取りした時のコピー時間を計測しました。
シーケンシャル性能の体感を数値化したものと考えてください。
Read
①6.7秒
②4.6秒
③5.7秒
④7.6秒
Write
①17.7秒
②8.6秒
③5.3秒
④7.5秒
先のCDMの結果を踏まえると、Write側は凡そ測定通りになっていますが、Read側はSSDの結果が予想ほどは出ていない様子。
まっさらなセルを用いたベンチマークテストの結果に対し、こちらは使用済セルからの読み出しと言う事で落ち込んでいる可能性が考えられます。
ちなみに③と④の差も縮まっているのですが、③が激しく断片化しているのが問題だったかもしれません。
あ、RAMDISKを用いた理由は、転送相手がボトルネックとならないようにするためです。
CDMで計測するとこれくらい圧倒的。
測定後、②にWindowsVistaをインストール。
そしてHD Tune Proにて再計測するとこんな感じに。
使用領域が一目瞭然。
まぁSSDの特性ですから当然です。
実用上重要になるのはこの「使用中の領域」と、まだ判らない「使用後の領域」ですから、未使用領域のトップスピードばかりを争うベンチマーク結果はあまり参考にしていません。
「使用後の領域」がどれほど速度が回復するのか、と言うのは使用コントローラーによって大きく変わる点、またTrimの効果が現れてくる部分でもあります。
東芝のコントローラーはTrimが有効でなくても回復する傾向にあるので、OS問わず使えるのが魅力的でしょうか。
その辺りを自前で検証するには色々と足りないので、この辺りのURLを貼ってお茶を濁しておきます。
http://www.dosv.jp/other/1005/18.htm
http://www.dosv.jp/other/0910/10.htm
当方はSSDにおいてベンチマーク結果が全てと言うような風潮に辟易しておりますので、東芝を応援しております。
まとめ
ベンチマークテストの結果自体は、やれ250MB/sだのという高速SSDが幅を利かせているのを目にしていると芳しくないものですし、実際連続書き込み性能がHDDにも及ばないのは体感でも判る程です。
しかしSSDとHDDの最大の違いでもある、駆動部分ゼロによるゼロに近いアクセスタイムの恩恵は当然受ける事ができ、また30GBと言う低容量とSSDの特性を考えれば、大きなデータの読み書きを頻繁にする事は滅多にありませんので、先の弱点はあまり気になる面ではありません。
読み出し性能は問題なく、また実売価格が1万円を大きく割り込んでいる事から、「RAID0で高速化」の敷居が低いモデルでもあります。
安価ですが、俗に言う「プチフリ」は発生せず安心して使えるのもポイントです。
容量が少ないので使い方は考えなければなりませんが、SSD入門用にはうってつけでしょう。